アルコールが顔のむくみの大きな原因に
顔のむくみの原因は、日頃の生活習慣においても、寝る前にアルコールを摂取したりすると、顔がむくむ原因となります。日本酒やビール、ワインなどのアルコールをたくさん飲みすぎると、血液中のアルコール濃度が高くなり、血管が拡張して静脈やリンパによる水分の処理が間に合わなくなるので、特にむくみやすくなります。
これに輪をかけて、ビールなどのアルコールを摂取すると、塩分の多いおつまみも食べたくなります。その結果、ビールの利尿作用とナトリウムの作用でのどが渇くことになり、水分を過剰に摂取しがちになります。
そんな状態のときに寝てしまうと、今度は睡眠中に「抗利尿ホルモン」が自然と増えることで、身体に余計な水分はあるのですが「抗利尿ホルモン」のおかげで、尿が作られない状態になってしまいます。これは就寝中にトイレに行かずに済みますが、体内に水が溜まってしまいますから、朝起きたときに、顔のむくみとなってしまうわけです。
喉が渇いた時、水よりもビールが美味しい理由
喉が渇いた時に、ビールが美味しく感じるのは確かです。その理由は、胃と小腸の、機能の差によるものだそうです。
■胃の機能
水はほとんど吸収しませんが、アルコールは吸収します。しかしアルコールと一緒になら水分も吸収します。
■小腸の機能
水もアルコールも吸収しますし、ハーブ(ホップ)も吸収します。喉が渇いた時、ビールが美味しいのは、ビールを飲めばすぐに胃に行って吸収されるので、短時間で乾きが癒されたように感じるからです。しかし時間が経ってから腸からも水の吸収が始まると、最初ほどの喉の乾きが癒される感じが薄れます。これが「最初のビールが美味しい」理由です。